皐月所の勝ち馬・三冠馬シンボリルドルフ

牡馬クラシックの初戦、皐月賞を予想する

毎年、4月に開催される皐月賞は、競馬ファンにとっても競馬の祭典・日本ダービーに繋がるG1レースとして名高い存在です。
この皐月賞で勝った馬がクラシックロードでも活躍することも珍しくなく、競馬の春先の風物詩としても位置づけられている重賞競争です。
なかでも歴代の皐月賞の勝ち馬の中でも、比較的に印象に残った馬としても知られた存在がシンボリルドルフです。
シンボリルドルフは、1984年4月15日に開催された第44回の皐月賞の優勝馬で、デビューから無敗でクラシックの三冠を達成した名馬です。
またG1競争においても史上初となる七冠を達成したスーパーホースでもあります。
もちろん、競馬界に旋風や話題を巻き起こしたこともあり、現在でもシンボリルドルフの強さの伝説が語り継がれています。
シンボリルドルフの命名は、ヨーロッパの皇帝の名前にちなんで付けられたこともあり、「皇帝」とも呼ばれています。
馬の額に三日月に似たマークが付いているのも特徴的で、20世紀の競馬界を代表する競走馬の一頭であることには間違いありません。
シンボリルドルフは1981年に生を受け、2011年10月4日に死没し30歳と長生きをした馬でもあります。
デビューは1983年7月23日の新馬戦で優勝、続く10月29日のいちょう特別でも優勝、11月27日の一般競争でも優勝しています。
1984年の4歳初戦には弥生賞に出走し、そこでも優勝と無敗で皐月賞に臨んだ経緯があります。
当日のレースでは一番人気に押され、第四コーナーに入ると早くも先頭に抜け出て、ライバルと一騎打ちとなり、レースレコードで勝利を収めました。
それ以降も海外遠征も視野に入れましたが、日本ダービー、セントライト記念、菊花賞と快進撃を続けいずれも優勝となり、名実共に最強の競走馬としての地位を築きました。
古馬対決としても注目されたジャパンカップでは、菊花賞後の中一週という強行軍で臨んだレースでしたが惜しくも3着と敗れ、連勝記録も8でストップしています。
ただリベンジを果たすべく出走した有馬記念では、2着馬に2馬身の差を付けて再び優勝を手に入れました。
その後、1985年には春の天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念とG1で勝利を収め、最後は世界に挑戦して引退しています。
脚質も逃げでも先行でも差しでも対応できる自由度が高く、コーナーリングの上手さに定評があったという騎手のコメントもあります。
またレース中の苦しさにも耐え抜く精神力が強かったことも、そのまま強さの秘訣でした。
引退後も種牡馬としての活躍もあり、子にG1を勝利馬を輩出するなど種牡馬としての活躍も見られました。